なっ、なんて優しいひとなんだ・・・

あれっ?なんな見たことあるな。
って思ってると、
「あーーー!!あなた、早風啓太!」

いきなり、大声を出した私に みんな驚いてた。


でも、私と早風啓太の出会いだったんだ

あなたと、出会わなければ みんなと別れるのも、ちょっとは楽だったのかな。




「えっ?君、俺のことしってんの?」

びっくりした顔で、君は私に聞いてきた

もちろん、知っている
だって、あなたのおかげで 私はバスケというスポーツをするきっかけになったんだ。


「だって、わたし、あなたのバスケ大好きなんだもん。」