きっと自慢であろうサラサラのロングヘアーをポニーテールにして、その髪が揺れる度にエロくてエロくてしゃーなかった



高めに結んどるそのポニーテールは芹桜に似合っておって



あんな人が俺の彼女やったら....なんて考えただけで胸が弾んだ



チームメイトに囲まれていつもニコニコしとって、おまけに俺なんかにいっつも話しかけてくれとった



試合に負けて悔しがっとるチームメイトがいたらすぐ『がんばろ!次や次!』って声をかけて優しかった



全てに惚れた俺は目の前を通った芹桜に反射的に声をかけていた


涼汰「芹桜。」


一瞬ビックリした様子だったが、俺だと分かっていつものニコニコ笑顔でこっちへ向かってきた



芹桜の友達は先に体育館へ向かったから二人きりになれるチャンスやと思った