「いらっしゃいませ~」
あれは僕の天使。女神様みたいだ。
僕はあの時からこの夏の天使ともいえる笑顔美しい彼女の虜となったのだ。



~7月初旬~

「おーい中野くぅ~ん?」
「はい。」
「まっじきもいんだけど!こっち向くなよ!笑」
「はいはぁ~い、中野くんゲーム始めよう
~!はーい!夏だしさ!夏らしいゲームしよっか!笑。」
「ん~じゃあ~中野くんをプールに落とせた人が勝者ね!」
「えっ、え!なんで僕!ねぇ!?」
「じゃあはじめるよー!よーい…」
「ねえってば!?やめてよ!なんで僕なの!?」
「ドン!」
僕は今からこいつらのオモチャだ。
この学校では選ばれた者と僕の立場をかっこよく呼ぶものもいる。
でも僕の立場になった者は…行き地獄。奴隷

僕は今から人間ではない扱いをされる。

「なんで僕ぅ~?教えよっか?おまえが退屈そうだったから人生。お前の世界に刺激を与えたの!笑。幸せ者だね♡」
狂ってる。
こいつらみんな狂ってる。
みんなこの時本当に楽しそうにしてる。
人間には人がけなされ血を流し苦しんでいるのを見るのが快感になる事があるそうだ。
でもそんなの狂ってる。おかしい。