「やっぱりいいなあ蓮ちゃんの」

少女は拗ねたように頬を膨らませた

「瑠璃のだっていいじゃん」

「そうかな、燃えてなくなっちゃうんだよ」

ムスっとした瑠璃に蓮が花冠をのせようとした

その時