勢い良く、キッチンの扉を開けた。

「ママ……ひっ!」

そこには、血だらけのママがいた。

あと、血がついた包丁持ったパパも。

「パパ……?ま、ママ、何があったの……」

声、震えてる。

パパは包丁持ったまま、近づいてきた。

「や、やだ…やめて……」

「ごめんね、蒼空。」