「そうか!それは良かったっ! じゃ、お前の席はあそこなっ!」 そう言いながら担任が指を指したのは 一番後ろの窓側。 席自体はいい席だけど あの女とは正反対の席。 はぁ〜っ、ついてねぇ。 ちらっと女の方を見ると もう俺には興味がないというように 机にうつ伏せになっている。 俺は胸の痛みを誤魔化すように 自分の席に向かった。 「じゃ、一時間目は自習だから。 お前ら、しっかり勉強しろよっ!」 俺が座るのを見届けると 担任はそう言って教室を出て行った。