平安<麗らかな春のお昼に>




そしてそのまま立ち上がり、
その場を立ち去った。



暫し、小鳥のさえずる声が響いた室内。



「………………」



静かに瞳を開いた彼女。



起き上がった彼女の目線は、
部屋を去った帝の方へ向く。



「………全く、気持ちの悪いことをするものだ」