地味子ちゃん改造!?~私と彼らのラブゲーム~

はぁ…
私は今、机とキスしながら深いため息をついた。



なんでこんなに人生上手くいかないのかな。



神様、私のこの性格を正反対にしてください。
明るくて元気な、人見知りしない性格にしてください(泣)



「奈央!」



誰かが私の肩をぽんぽんと軽く叩いてきた。



重い頭を上げると、そこには先程の爽やかな男の子が笑顔で立っている。



やめてください、そんな笑顔でこちらを見ないでください。



「俺のこと、忘れちゃったか?」



まるで捨てられた子犬のような表情で私を見ないで…。
なんだか罪悪感。



だけど、こんなに爽やかなイケメンさん、知り合いだったら一生覚えているはずだから、きっとこの人は勘違いを…



「小学生の頃に引っ越しちゃったから忘れてるか」



―――――ん?
小学生の頃に引っ越した?



小学生、小学生…



"奈央!僕がまたこの町に戻ってきたら、お嫁さんになってください!"



"お嫁さん?よく分からないけど分かった、直人くん!"



あっ…思い出した。



きっと、この人は小さい頃に私をお嫁さんに貰うっていった直人くんだ。



「直人、くん?」



「そうだよ、奈央。…よかった、思い出してくれて」



直人くんはそう言って微笑んだ。