「はい。亜紀ちゃん。生1杯。
今週も2人で来てくれたの?」


「こいつが連れてけってうるせぇから。」



「違うでしょ!
あんたが19時に正面っていうから私本当に仕事マッハで終わらしてきたのに。」




「でもこうやって来てくれるのが安西だろ?」


にやりと笑ってそう言われたらもう何も言い返せない。



恐らく少し頬が赤くなっているのを隠すように初めに今井が頼んだ料理をそっぽ向いて食べだした。




あんたのその笑みに私は弱いんだよ!!


こころの中でそう叫びながら。