「今日もお疲れさまでしたぁー!」


冷えたグラスを傾けてそのまま口にあおる。


疲れた体を癒すのにはこれに限ると頷きながら味わった。



「ぷはぁ。やっぱこれに限るよね。」




「お前おっさんくせぇ。 もっと可愛らしく飲めねぇのかよ。」



「うっさい、バカ井。 そんな無愛想だから彼女できないのよ。」

そこそこ顔はかっこいいのに。


これは心のなかで付けたしとく。


「ばーか。俺はいないんじゃなくて作らないんだよ。」





「はいはーい。もう聞き飽きましたー。
おじさん!生1杯追加で!!」



「マジでおっさんくせぇ。」




「だまれ!!」