ちょっといい?と言われて小林くんの後をついて行く。 小林くんの背中を見つめる。 廣祐よりちょっと背が高いかな? 茶髪の軽いパーマを掛けている小林くん。 運動部に入っているのか、廣祐よりも少しガッチリした体型。 でもどこか後ろ姿が廣祐に似てるなって思った。 「この辺でいいっか」 小林くんの足が止まった。 人気がない体育館裏だった。