失いたくないから愛せない


「ったく、あいつら…最初から」



廣祐が息を吐いた。




みんなでキャンプ行きたかったけど、私は正直嬉しかった。






みんなの優しさがすごく嬉しい。





でも、廣祐は嫌なのかな?




「2人は嫌?もう帰る?」





私の問いかけに、廣祐はフっと笑った。




「嫌なわけないだろ?俺は、騙したこいつらに怒ってんの!」



その言葉にホッとした。


「みんな、私達のこと気遣ってくれてんだよ」



「ったく、ムカつくけど、2人にしてくれたこいつらに感謝だな」


廣祐はにっこりと笑った。