加奈子の隣に座って、加奈子の手の温もりを感じる。


この温もり…。
やっぱり、あの時…



見舞いに来てくれたのは、加奈子だったんだ…


と、確信を持った。





それから、小林のことが気になってたから聞くと、


加奈子は小林となんでもないことが分かりホッとした。



あいつ、やっぱり加奈子のこと好きじゃなかったのか…。


一発今度逢ったら殴ってやる。



そんな気持ちが沸き立つ。



しかも、俺をチャラいとか言ってたのか?


小林に言われたくねぇーよ!