失いたくないから愛せない


2年の修学旅行の時の写真だ。


懐かしい。


二人共、満面の笑みを浮かべている。



今じゃ考えられない二人。



まるで、違う人が写ってるような気がする。



目が熱くなってきた。


この頃に戻りたいって何度思っただろうか?



その時、

「…かな…こ」


ベッドでうなされている廣祐に名前を呼ばれて振り返った。