失いたくないから愛せない


そんな小林が川瀬に本気だとは到底思えない。


あいつの行動には裏がある。


そう読んでいた。




そして、やはり俺の予想は的中した。





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キャンプ場の施設内、夕食後部屋に戻ってからの自由時間。
喉が乾いてきたので、風間とフリースペースにある自販機でジュースを買おうと向かった。


しかし、そこにはすでに1組のやつらが椅子に座って談笑していた。


その中に、小林の姿もある。


俺は、風間を引っ張って壁に隠れた。


「どした?ジュース買わなー」


風間に黙れと口を塞ぐ。


「なんだよ。いきなり」


風間は怪訝な顔した。

「あいつらにバレんだろ?」

俺は低い声で1組のやつらを指差した。