オリエンテーションを行うキャンプ地に到着。 バスを降りて深呼吸をした。 山の空気が美味しい。 とにかく、廣祐が居ないのは仕方ない…この2日間は何もかも忘れて楽しもう‼ そう思った時、 「加奈子ちゃん!」 「小林くん…」 小林くんが1組のバスから降りて、こっちに手を振っていた。