友亮が班決めの時に、加奈子達グループに声を掛けた。


別の子達に誘われたけど友亮は、

「わりぃ!俺ら川瀬達と組もうと思ってんだよね!」

ハッキリと言い放つ友亮にびっくりした。

「お前なぁ」

「廣祐、俺に感謝しろよ?お前の為だろうが!このヘタレくん!」

「うるせー」

風間は何のことか分かっていなくて、目が点になっていた。


「ほいじゃ、ちょっと行ってくるぜ」

友亮は、加奈子達の元へ。


加奈子はびっくりした顔でこっちを見た。

俺と目が合った。


俺は嬉しくてつい笑ってしまった。