失いたくないから愛せない


ベンチに座って、周りを見渡したが菅くんはいつのまにか居なくなっていた。



サッカーの試合がいよいよ始まった。




そして、安藤くんの活躍のおかげで、見事に優勝した。


「安藤!アシスト良かったよ!」

「お前、まじサッカー上手いな!」

「安藤最高!」


安藤くんの周りにはいつのまにか人が集まっていた。


「あのさー今までごめんな」

「俺も。ごめん」

「ごめん」

みんなが安藤くんに頭を下げている。


安藤くんはにっこりと笑っていた。


「もういいよ。俺もやられっぱなしで弱かったし…」


クラスのみんなが安藤くんと和解した。


その光景がホントに本当に嬉しかった…。