失いたくないから愛せない


それから数日間、私は安藤くんを見に行くのが日課になった。



サッカーをしている時の安藤くんは、本当にかっこよかった。





だが、安藤くんは相変わらず私には見向きもしない。


ドリンクやタオルを差し出すが、ことごとく惨敗。


でも、それでもよかった。


これは、私の自己満足に過ぎなかったから…。








そして気がつけば学校では、スポーツ大会の前日になった。