こんなにあっという間な登校は
はじめてだった。


ねぇ。尚くん
あたしのはじめては
尚くんでいっぱいだったよ。



尚くんとはばいばいして

あたしは教室に入り、席に着く。



.........


三時間目、

あたしのクラスは国語です。

あーあ、帰りたい。

ふと、外をみた



そこには、楽しそうにサッカーしてる

尚くんが居たの。


キラキラしてた
尚くんを照らす太陽より
キラキラしてて、眩しかった。

あたしの視線を感じたのか
尚くんがあたしのクラスを見た

すると、授業中なのに
思いっきり手を振ってきた。


その姿があまりにも可愛くて
愛おしいくて、抱きしめたくなった


あたしは、ニコッと尚くんに返した。