「ねぇ。まりあ… 俺が力になるよ。俺が側にいる。」 震えながら尚くんが言う。 「俺さ、中ニのころ親が離婚して今は母親と2人で暮らしてる。ほとんど家にいないし、たまに帰ってくるけど、会話もない。昔はすんげぇ仲良かったから昔の母親知ってるからそれがすごく辛い。どうしたらいいかわからない。本当はさみしいって言いたい。話したい。でも言えない…」