「えっと、?確かこの辺の気がするんですけど…あ…まさかのこれか?」

目の前には少し大きめの一軒家。
表札には、、、櫻井と書いてある。


「まさかのここだわ。」

なんかもっとこう、うん。アパート的なのかと思ってた。



ま、とりあえず居れてもらわなきゃ。

ピーンポーン♪

『はーい』
インターホンから聞こえてくるのは、女の人の声。

「あ、私櫻井和夫と、櫻井紀恵の娘です。今日からここにお世話になるんですけど…」

『あー!!あなたが美衣ちゃんねっ!!待ってたわ!!さぁ!中に入って入って!』

あ、はい。

玄関に手をかけると、鍵はかかっていなかった。

「おじゃましま…「いらっしゃい!!!」

うわっ…!!
な、なんか目の前が真っ暗なんですけども?

てか、香水のいい香りがする…!