*家政婦とか聞いてないっ!*

「はい!どーぞー。」

「ありがと!いっただきますっ!」
目の前で麻婆豆腐を口いっぱいに入れる奏。

「ねえ、奏?」

「ん?どした?」

「無理して笑わなくていいんだよ?」

「え、美衣。イキナリなに?」

まだ無理するのか…。こいつは。
「その笑顔。心から笑ってないじゃん。てか、さっきから呼吸が荒いけど?」

「ははっ、そんな事な「あるよ。」

「え、」

「バカじゃないの?無理してるの見え見えだって。頑張るのはいいけどさ、自分の体が壊れたら元も子もないでしょ?
本当は熱とかあるんじゃないの?」

「……なんでわかっちゃうのかな…。ははっ。みんなには上手くごまかしが効いたんだけどな…。」

「熱、どれぐらいあるの?」

「今日の昼測ったら、38.5℃。」

は?
「あんたバカ?あーもー!熱絶対上がってんじゃん!!バカ!!はいっ!今すぐ寝る!!」

「え、でもまだ、麻婆豆腐が…」

「そんなのいいっつーの!!後でお粥持ってくから!!はよ寝ろ!」

「は、はい。」