続!恋に落ちた、その先に。

「あ、ていうか!私の話よりも聖華たちの話聞かせてよ~!」






「えぇ!?私たち?」






「あーでも、聖華忙しかったんだもんね~この冬休み」






かといって、私たちみたいなかんじでもなさそうだよなぁ。






「うーん……お互い塾通いになっちゃったし、会ったのは二回なんだけど、電話がめちゃくちゃかかってくるんだよね~!もー着信履歴が陸斗だらけよ!」






「えぇ!すごーい……そんなに電話したんだぁ!」





「いや、出れなかったのもあるけどさっ。こりないんだよねーあの人も」






顔が……緩みっぱなしですよ~!!






「佐々木くん、聖華のこと大好きなんだね♪」






「えっ!?」






「あはっ、声裏返ったよっ」





笑う私の横では顔を赤くしている聖華。