「そーいえば、美衣の誕生日もうすぐだねー」




夜ご飯を食べた後、茶碗洗いをしながらそう言ったお母さん。




するとすかさず真琴が口を開く。




「わぁー美衣ねえちゃん年取るんだー!!」




「ちょ、ちょっと!その言い方はなんなの!?」




「ぼくまだ若い~!」




いぇーいと騒ぐ真琴をギロッと睨みつけた。




16歳だって充分すぎるくらい若いじゃないの!




「私はぴっちぴちのJK!」




……って、こんな言い方がおばさんくさいのかな……。