「「……できたーっ!!」」
あらかじめ用意しておいたものでかわいくラッピングして、……もう完璧でしょ!
今は7時すぎ。
ギリギリ間に合ったかな……?
「あー……陸斗、喜ぶかなぁ…」
にやけながらそう言う聖華。
「甘党なんでしょ?……喜ばないことないって!」
ましてや聖華の手作りだし、とつけ加えると、にやけ顔がいっそうにやけた。
「よし!じゃあ帰るね、今日はありがと!また明日ー!」
「はーいっ」
手を振っていると、一目散に真琴がかけてきた。
「美衣ねえちゃーん、お腹すいたぁー!」
「あーはいはい、今作るね!」
「はーやーくー!」
まったく、しつこいやつだ。
真琴は今までゲームをしながらお菓子を食べたりみかんを食べたりしていたけど……やっぱりお腹はすくらしい。
「お母さんもお腹すいたなー!今日作ってくれるんでしょー?」
洗濯物を畳ながら、ちゃっかり真琴に便乗するお母さん。
「……もーっ、そんなに言うんなら炒飯でいい?」
「「オッケー!」」
……とりあえず作るか。
そうして私は炒飯を作り出した。
作りながら考えるのは、チョコのこと。
……明日、喜んでもらえますように。

