「で、なに……?」
「なにって……決まってんじゃん!橋本くん!!」
「……っ!!」
その名前が出たとたんに、顔が火照る……恥ずかしい。
「あら?その反応は、あのあともちょくちょく会ったり……?」
ニヤニヤする聖華の視線に負けそう……。
聖華の言う「あのあと」っていうのは、冬休みに入ったばかりの日曜日のこと。
つまりはダブルデートをした日のことで、言い方を変えれば私と橋本くんが……つ、付き合いだした日。
「あ……会ってない、よ?」
「……」
え……?
なにも言わないのを不思議に思い、ちらっと横を見た瞬間……。
「なにって……決まってんじゃん!橋本くん!!」
「……っ!!」
その名前が出たとたんに、顔が火照る……恥ずかしい。
「あら?その反応は、あのあともちょくちょく会ったり……?」
ニヤニヤする聖華の視線に負けそう……。
聖華の言う「あのあと」っていうのは、冬休みに入ったばかりの日曜日のこと。
つまりはダブルデートをした日のことで、言い方を変えれば私と橋本くんが……つ、付き合いだした日。
「あ……会ってない、よ?」
「……」
え……?
なにも言わないのを不思議に思い、ちらっと横を見た瞬間……。