ドッンッッッツ!!!!!!


 な、夏!!!!!!


 夏が相手の六番にぶっ飛ばされた。


 しかも……絶対わざとだ。

  
 「あちゃー。美人でも性格悪いのはだめでしょ~夏ちゃん大丈夫か?」


 翔汰は少し苦笑いをしている。


 夏は腹を押さえて立ち上がった。


 フラフラしてんじゃねーかよ……。


 夏は見事にフラフラしている。


 「皆、集合ー。」


 そんなとき夏が皆を集めてなにやらはなしている。


 そしてすぐ、散らばったと思ったら夏からなんかいつもと違う殺気を帯びたオーラがでていることに気づいた。


 夏………無茶すんなよ…。


 俺は心の中で祈った。