「俺は侑夏に心の底から笑ってほしいから。 だから自分が一番幸せになれると思った相手のところに行ってほしい。 それが俺の幸せだよ。 侑夏が、笑ってくれるなら俺のそばじゃなくてもいい。 侑夏? 俺は侑夏の笑顔が一年も隣で見れてすごく幸せだったよ。 ありがとう、侑夏」 私は小さく声を出して泣いた。 自分ばかりのことを考えていて、 橘君を傷つけていた。 大好きだった。 大切だったのに。 「ごめん、ほんとうに…ごめんなさい…」 私は胸が痛かった。