「裕介は元カノとはもう戻らなくていいの?」
「もういいかな。
戻りたいとは思わない。」
「そっか…」
「侑夏は橘のことを好きになろうと、この一年必死だったんじゃない?」
「…そんなことない、よ?」
「橘の優しさに惹かれただけじゃねーの?」
「…。」
「侑夏、好きと優しさは違うからな?
優しいから好きってのはおかしいと思うよ?」
「たしかにね…
そんなことわかってるよ。」
私は橘君と一年付き合って思った。
橙也と付き合ってる方が楽しかったって。
思っちゃいけないことだけど、
裕介の言うとおり私は
橘君の優しさに惹かれただけなのかもしれない。

