そっと鍵を開けて中に入って、私の心臓が止まった。





聞こえてくるのは女の喘い声。




ゆっくり中に入ってみる…リビングには散らかった服。



声は私と彼氏が寝る寝室から聞こえてくる。



あ…どうしよう…。



体が震えて生きがまともに出来ない…。



体から力が抜けてって、リビングでしゃがんだまま自分を抱きしめた私が耳の入ってくるのは海斗と女の愛し合う声。





しばらくして、二人の声が止んだ。




私はその場を立っていきよいに任せ寝室のドアを開けた。



「っ!」



大好きな彼氏が浮気してる時点でショックなのに、それなのに…相手が…


「冬美ちゃんっ」



私の大親友…。