「原稿ならできてある。」






と茶色封筒をのの花さんに渡した。







のの花さんは中身をチェックして、し終わったあとまた封筒の中に入れた。







「原稿も貰ったとこだし、どうやら私はおじゃま虫みたいだから帰るわね。」





「え、もう変えるんですか?」


「冬ちゃんがそういうなら…」


「帰れ。」




「…ってことなので、また遊びに来るわね。」




ちゅっ、と私のほっぺにキスを落とし嵐のようにさって行った。





「…とても賑やかな方ですね。」





「ただのうるさいオカマだろ。 」







…ふ。はははっ






「なに笑ってる」




「いえ、だって…のの花さんとは仲いいんですね。」




「…小学校からの腐れ縁って奴だ。」







小学校?すごーい小学校から就職してまで一緒とかなんか羨ましい。





って思ってる心の底深くこの二人ただの友達にじゃなくイケナイ関係とか…






…ないな。