「大丈夫ですか?」 パチッ 聞き慣れない声で 俺は目を覚ました。 当たりを見回すと、冷えたタオルやら氷やら… そういえば、自主練してて、途中で具合悪くなって、木陰で休んで… 「…大丈夫ですか?」 あぁ、倒れたんだ。 じゃあ、これをしてくれたのは… 「キミが助けてくれたの…?」