大切な記憶を

四時間目。

今は社会の時間。

私は窓際の席で温かい日差しにうとうとしながら授業を聞き流していた。

この授業の教科担任、しゃべり方がゆっくりで低めの穏やかな声だからどうしても眠くなってしまう。

カックン、カックン。

私の頭が上下に揺れる。

あーやばい、マジで寝ちゃう。

寝ちゃう…。