大切な記憶を

私は無理やり衣亜を引きはがし、さっさかと自分の席に行ってカバンを置いた。

そうしている間でも、頭の中をぐるぐる廻るのは、あいつの顔。

…憐。

昨日私は憐に告白した。

絶対成功しないと思って言った言葉。

「憐のことが…好きなの。」

憐の返事はイエスだった。

嬉しすぎて嬉しすぎて仕方なかった。