そう、謎の物体の正体は衣亜だったのだ。

「お・め・で・と☆視衣っ!」

衣亜はニッコニコの笑顔で私のほっぺをツンツンと突っついた。

その言葉の意味を知った瞬間、私の体が熱くほてり始める。

絶対、今の私は顔が赤くなってると思う。

「な、何ようるさいわね!いいから離れてくんない?あーつーいー!」

「なーにー?照れてんの?ねぇ照れてんの?」

「うーるーさーいー!」