大切な記憶を

そのメッセージに、私は少し緊張がほぐれ、顔がゆるむ。

(そうだ…もうここまで来たんだ、後戻りはできない…。やるっきゃないんだ!)

私は意を決してこぶしを握り顔をあげる。

空は、ひたすらにオレンジ色が広がっていた。