大好きな衣亜の、幸せな姿を見るのは、何よりも嬉しいことのはず、だったのに…。


なんでだろう、ふたりを見ると、とてつもなく苦しくなる。


頭が混乱して、ぐるぐるして、息苦しくなって、涙が溢れてくる。


そんな時、私の拠り所となってくれたのは、大きな病気を抱えた白髪の男の子でした。


この出会いは、運命なのかな。


君と恋する、数ヶ月が始まった。