大切な記憶を

寝よう、と思って目を閉じた時に、真っ先に浮かんだのは、幸せそうに笑い合う、衣亜と憐だった。




(…っなんでこんな時に…)




衣亜と憐が笑いあってる、その姿を見るたびに、胸が苦しくなる。





最近は、衣亜の口から憐と言う言葉が出てくるだけでぎゅうっと締め付けられるように痛む。