大切な記憶を

正直今日の試合観戦もキツかった。




衣亜が私を気遣って、日陰のある席をとってくれたけど、静かな病院に慣れてしまった今では、人が多くて音も大きい試合観戦は体に響きすぎた。




なんとか元気なように振舞ったけど、帰ってきてからどっと疲れが来た。




私は布団を顎まで引き上げてふうと息をついた。