大切な記憶を

私はそう思いながら憐と私のお揃いのストラップを買って、試合会場に向かった。



思った以上にこじんまりとした小さな会場には、思った以上に人がいた。



着いて、すぐに目に入ったのは、車椅子に乗った視衣だった。






「視衣!」




私が声をかけると、視衣はこっちをみて嬉しそうに笑った。