大切な記憶を

「何やってたのか教えてほしいなー」

「あーもーうるさい黙って。」

「なんだよ冷たい奴。」

「黙って!」

私は大声を出すと衣亜を腕から引きはがして立ち上がりパッパッとスカートをはたいて自分の席に着いた。

その後ろで憐が「なんなんだよ。」と毒づいているのが聞こえた。