大切な記憶を

☆○o。..:* 視衣SIDO*:..。o○☆



衣亜が帰ってから、すっかり日の落ちて暗くなった病室で、私は泣いていた。



なぜだかは、わからない。



ただ、衣亜から、憐君と付き合ってるって聞いた瞬間、心が大きく抉られたように傷んだ。


その痛みがなんなのか分からないまま、笑って過ごして、衣亜が帰った途端、溢れ出した涙。