大切な記憶を

憐は私の向かいの椅子に座って朝ごはんのパンを齧った。

私はちょうど食べ終わったところだったので、憐がご飯食べている間に着替えようと、席を立ち憐の部屋に戻った。

憐から借りた部屋着を名残惜しく脱ぎ、自分の制服を着る。

憐の服はきちんと畳んで、最後に大きく憐の匂いを嗅いだ。