大切な記憶を

二度寝するのもあれだったから、布団から体を起こして目を擦る。

ふと、隣のベッドを見てみると、憐はまだ寝ているようだった。

しかし1階からからは物音がするから、きっと憐のお母さんはもう起きているのだろう。

私は憐を起こさないようにそっと布団を抜け、小さなテーブルの前に座った。