朝、目が覚めたら、見たことない天井が待っていた。

一瞬ここがどこかわからなかったけど、大好きな匂いが鼻についた時、ここが憐の部屋なのだと思い出した。


今は何時だろうかと、充電して枕元に置いていたスマホに手を伸ばす。

時間は、6時25分。


いつも起きる時間よりも早く起きた。