大切な記憶を

と、

ガチャ

と、憐がお茶とお菓子の乗ったお盆を持って来た。


「ほい。」

「あ、ありがとう!」

私はテキトーに文面を作ってお母さんに送った。

「なあ。」

「ん?」

私と向かい合うように座った憐が声をかけてきた。


「視衣の御見舞、いつ行く?」

「あー…。」