大切な記憶を

長いキスをしたあと、私は顔を上げて憐を見上げる。



「ねえ憐、明日視衣のお見舞い行くけど、来る?」

「あー…悪い、明日俺、塾。」

「そっか…じゃあ夏休み入ったら行こうね。」

「ああ。」

憐はうなづき、私はふいに夕日に照らされる憐の頬に手を伸ばした。


すると、憐が私の後頭部にふれ、憐から私にキスしてくれた。