大切な記憶を

憐はそんな表情の視衣を見て少し顔を歪めた後に、深々と頭を下げた。

「驚かしてごめん。はじめまして。俺は憐。衣亜の、友達だ。」


「憐…?」

憐は顔を上げて視衣を見た。

「怖いっておもられたかもだけど、これからできるだけたくさんお見舞い来るから相手して欲しい。よろしく。」

憐は言って、にっこりと笑った。