大切な記憶を

視衣ママが進めてくれたのは窓際の、いつも憐が座っている席。

「あ、はい。」

私はそそくさとその席に座って、視衣ママに向き合う。

まだ恥ずかしさが残っていたが、とりあえずごまかして視衣ママと視線をまじわす。